シルキーの雑記帳◢

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。坂道用分室。

別れの桜咲く日、夜に登る新月を見つける

 

 

私の夢には続きがあります。

二十数年前、この東京ドームで巨人・原辰徳はそう語り選手生活に幕を下ろした。

卒業コンサートを終えた心にはこの言葉を思い出しながら次への一歩を歩めそうという思いが沸々と湧いてきている。

 

 

総括するならば、前提として誰も置いて行かないし深く愛を注いだ子にちゃんと深い愛で返す姿勢。

この想いを体現していたライブだったと思う。

まとまってる気がしないけど、ぼちぼち思い出を振り返ってみようと筆を執ってみた。

 

 

 

初めて知って足掛け3年半。披露される曲達を聞きながら思い出が浮かぶくらいには本腰入れて応援できていたのかなと思った。

 

「Rewindあの日」を聴いて思い出すのは個人的に印象に残っている7thバスラでの若月佑美西野七瀬両名と組んでの披露。よくよく考えれば、片や軍団長、片や憧れの存在、そしてオリメンもう1人はかつてのバレンタインでウニを贈った大切な存在。

そりゃ思い入れも深くなっただろうと想像できる。

 

かつてその7thの披露が好きで、という話をミーグリでした時に嬉しそうにしていた姿も印象に残っていただけに、尚更。

 

 

「失恋お掃除人」も何年待ったか、どれだけ渇望したか。

幕間映像でスプーン見えた瞬間にもう1人座席で「ア"ーーー!!」ってなってましたもん。

待たせた分のお返しとばかりに三国志風ドキュメント風の幕間映像で前振り。

梅珠の衣装が若様卒セレの時のそれであることもすぐわかった。

「軍団」Tシャツ着てたし、まあ「白米様」は卒コン妄想セットリストに入ってたし、そこまでは予想の範疇だったけど、「二度目のキスから」までやり切るかと。諸葛亮美月、流石である…

 

 

昨年夏の思い出もまた呼び起こしてくれていた。

もっかい最後に「自分じゃ」\ない感じー!!/出来たの良かった。

「17分間」で歌詞をなぞるような幕間映像をその曲のセンターの子のナレーションでやったわけで。

で、次の幕間はかっきーナレーション。

ここで当確出てからの「僕の負けみたいじゃないか…」 からの「I see…」で爆沸き。

 



 

本腰を入れて応援してたかなという思い。ともすればそんなもの一歩通行でも仕方ないものなはずだが、2日目はバックステージ花道沿いのアリーナを引く幸運にも恵まれた。やはりそこでしか見れない景色もあった。

 

初日も2日目も筒井のめんちゃんがバクステに烈火の如くファンサを振り撒いてた。なかなかそういうイメージがなかったのでビックリするくらいには振り撒いてた。これが革命児か…

 

それ以外にも黒見ちゃんにはズッキュン貰ったし、清松(清宮レイ・松尾美佑)両名にもベルクうちわに気づいてもらえた。気のせいじゃなければ。

 

なんか気がつくと主役は卒業する彼女だったのだけど、純粋になんかこうやっぱり乃木坂のライブ楽しい!って改めて実感する自分もいて。まあ、運とタイミングが良かったのは前提として、なんというか卒コンでそれを引くあたり、ここまで応援してきたいちファンへのご褒美なのかなとも思った。

 

 

もちろん、推しも見逃していない。梅澤美波山下美月の組み合わせ。

「映像研には手を出すな!」の実写版から乃木坂にのめり込んだ身としてはこの2人には特別な思い入れがあった。そして2人への思い入れは「僕は僕を好きになる」でのドキュメンタリーでより深いものになった。

その2人の最後のデュオでのステージを間近で。

この2人だけのデュエット曲こそ叶わなかったものの、それが出来る最後のチャンスを目前で見れたことに感謝したい。

 

 

 

さて、振り返るべき上で一番語りたいのがここからの話。

このライブ始まる前は、もうこの2日間を過ぎたらこの幸せを抱えたままファンを終えてもいいとすら思っていた。正直なところ。

ただ多分彼女はこうもいうと思った。これからの乃木坂もよろしく、と。

とするならだ。この先の未来の答えを見つけるのならこの2日間なのではと。

そして思い出す。卒業コンサートというのは主題は当然卒業するメンバーを見届けるというのが主題ではあるが、経験則その場において光を放つ星に出会うことがある。

北野日奈子卒業コンサートに見た松尾美佑という光がそうなら、今回のそれはまさしく菅原咲月という女の子にあったと思っている。

 

乃木ののを1日目の開演前に聞いていたのもそうだけど、去年の全ツのバナータオルを買っていたり(卒コン前にタンス整理してたらあった)、乃木のの就任以前に夢に単独ラジオの公開録音に行く夢を見たり。気がつくとこのライブの主役と合わせ、その次に双眼鏡で姿を追っていたのは彼女かもしれない。

 

彼女その目、その姿には意気込みという炎を感じた。アリーナE9から見たSing out!での姿。芸術作品かってくらい綺麗だった。本来眺めるべきはバックステージで最後の舞を踊る主役だったのかもしれないけど、見惚れてしまった。

見つめた先で彼女はそれの動きを踊りながらも見つめスッとまた振りに戻る姿になんかグッと来た。

 

多分、彼女に次の夢を託してもいいかもしれないと思った。ファンが推しに夢を託すと書くとなんというか仰々しいことこの上ないのだけど、これを正しく言い換えるなら「乃木坂をこれからも追いかける理由」の大きな部分を占める存在になると思った。

 



 

正直終えてからのここ数週間、確かに心に穴は開いたような気分だが不思議とまあ寂しくない。

まだ乃木坂46メッセージから本人からのメッセージは来るので波動は感じ垂れるのも大きい。

合わせて卒業時の挨拶でも、また皆さんと会えるように充電してきますと宣言していたのもあるだろうか。

本当の寂しさはまた先にやってくるかもしれないけど、今はまだ夢の中に居させていただくとしよう。

 

 

「ありがとう」と「さよなら」は卒業の時にって言ったけど、「さよなら」は今は必要なさそうなので、この話の締めくくりはこの言葉で締めさせていただくとしよう。

 

 

山下美月さん、アイドルになってくれてありがとうございました!

 

(〆)

「想像できなかった」未来に来て思う、「観測史上最大風速」の予感

*文章内のメンバー目については敬称略であることをご承知おきください。

 

10年後の自分とか想像なんてできなかった
10年前の僕からは今の自分がどう見えるか

 

 

乃木坂46「人は夢を二度見る」の一節である。
10年前のあの頃の自分は、乃木坂というものを知らなかっただろう。

 

逆に、10年前の自分はいちメンバーの卒業にここまでの寂しさを覚えることも想像出来なかっただろう。

www.nogizaka46.com



昨年はどこか、彼女のいつか来るであろう節目に後悔しないようにと動いた1年だったかと思っている。

 

だからこそ、昨年の春。

同期11人で並び立った11th year birthday LIVE。

そこの現地に自分が居られなかったというのが悔しかった。

 

でも画面越しで見てたってあのライブはとんでもなく良かった。凄かった。

逆に現地にいたらそのままそこに墓が立つくらいには凄まじかったので、それはそれで正解だったのかもしれない。

いや、今思い起こしたらどうだろう。やっぱり悔しいかも。

 

とか言いながら現地推しはしてたわけですがね。


でも、ただじゃ終わらせないと思っていた。

やはりこの目で見てこそだとはずっと思っていた。

幸い3期生ライブは春の話。乃木坂には夏の祭典がまだあった。

真夏の全国ツアーはその2か月に開催の一報が流れた。

 

その中で、一段と目を引く開催地があった。

 

7月22日(土).23日(日)
沖縄公演(沖縄アリーナ)

www.nogizaka46.com

 

同期であり盟友である伊藤理々杏の出身地。

一番東京から距離もあり、なおかつハイシーズンで旅費も高かった。

なんなら季節柄荒天中止だってあり得る。

それでも、この地でのライブには何かが起こる予感がしてなかった。

気がつけば、照準は定まっていた。

そこで見た景色は忘れようのない景色になった。

 

 

興奮で46時間を26時間に打ち間違えるほどには舞い上がっていたというわけです。



千秋楽となった東京公演、神宮球場も4日間行った。

たとえ席がステージバックだろうがなんだろうが、ここが天下分け目の関ヶ原じゃという勢いで楽天チケットの一般販売画面と格闘したのが懐かしい。

 

体感的な暑さも、ライブの暑さも凄まじかった2023年の夏。

 

似合ってまっせ…


今思えば、乃木坂46山下美月の夏がこれが最後になることを踏まえれば、沖縄に神宮と行ったこの去年の夏は間違いなく取りうる最善手は打てていた気がする。

 


ただそんな最善手打ってようが、何しようが結局寂しいという気持ちは変わらないし、まだどこか信じられない気持ちでいる。

 

 

ファンになって見てきたこれまでの乃木坂からの卒業というのは、どこかまだ来るべき時が来たという気持ちを持って見ていた気がするが、今回はその比ではないことはもう見えている。

卒業コンサートや卒業セレモニーというものにはありがたいことに3度ほど居合わせることが出来たが、多分それとは自分の中での意味合いが大きく違ってくると思っている。



彼女が表題曲のセンターを初めて務めた「僕は僕を好きになる」という楽曲の一節に、「ノートの上 書いてごらん」というフレーズがある。

 

 

センターである彼女の背中を同期の梅澤美波・久保史緒里が後押しするような振り付けで彼女が曲の終盤にセンターに戻る形になる振り付けが付けられている。

 


なぜここでその話をしたか。

今なら夢を語ろうが、まだ妄想が現実になるチャンスだってある。

 

卒業シングルとなる35枚目シングル。これを書いている時点でまだフォーメーションのみが明かされている状態だが、乃木坂に残る3期生11人が3列目6人・センター含む1列目に5人と並ぶ形となっている。

 


かつての卒業曲だった「最後のTight Hug」や「帰り道は遠回りしたくなる」と入った楽曲には、卒業するメンバーとその同期のメンバーの絡みが印象的な振り付けが付けられている。

 

 

youtu.be


卒業曲という流れをなぞるなら、贅沢ながらもその系譜に沿うような振り付けが見られると良いなあというのは願いとしてはある。

 


まだ全容が明らかになっていない今でもわかるのは、これから彼女が卒業する5月まで、これまでに経験したことない思いや、出来事や、その他色々が待っていると思っている。

 


冒頭の話で10年前想像していなかった未来に来たなんて話をしたが、これからの3ヶ月弱ですらそのレベルで色々ある3ヶ月になりそうな予感しかしない。


「三番目の風」の一節を借りるなら、まさしく「観測史上最大風速」が来る予感がしている。

 

 


だからこそ、今はただもう、その観測史上最大風速の風を受け止める事にただただ思いを馳せ心を構えておこうと思う。


幸いなことに、思いを伝える機会はすぐそこにある。まだ見たことのない新しい空を切り拓きに、私も足を進める事にしよう。

 

「ありがとう」と「さようなら」は来るべき日まで、まだとっておく。

令和6年2月21日 文責:シルキー

アイドルとビールは生に限る 〜乃木坂46 33rdシングルリアルミーグリ in 京都 振り返り

 

時は令和5年夏、男は決断に迫られていた。
乃木坂46の33枚目シングルの特典とし、かつての対面開催だった握手会に限りなく近い「リアルミーグリ」の開催が決まる。
前作、存在を知りながら応募忘れをかました男は、リベンジに燃えていた。

結果、応募するも当選しなかった8枚分の応募権利が残った。
「残った」としたのは、このリアルミーグリの応募制度、一度のみリベンジが出来る。
ただ、大抵のメンバーは1回きりしかチャンスはなく向かいやすい東京近傍、神奈川での開催は、ほぼ全てが売り切れとなっていた。

しかし、わずかな希望の光は残っていた。
神奈川と合わせ、今回はもう1ヶ所京都での開催が残っていた。
そこには我が推し・松尾美佑嬢の応募枠が残っていた。
そこからの迷いはもうなかった。8枚の残り権利を突っ込み、京都への切符を手にした。

これは、1オタクが都市伝説と思っていた対面握手会…に近いリアルミーグリを味わった日の物語である。

令和5年10月16日。男は、弾丸で京都へ向かった。

いい日旅立ち、西へ。

京都、修学旅行以来だったかもしれん。

 

せっかくの京都、持ち券は午後からの部。
そうと決まれば、いつもの如く聖地巡礼
往復新幹線のパックに嵐山電車の1日乗車券あったので、向かうは嵐山。
そう、さくさんぽの聖地巡礼というわけ。

 


www.youtube.com



日曜日という事もあり、まさしく黒山の人だかりだった。ただ、軽食どころはやはりしっかりしたレストランと比べどこも空いており、しっかりと巡礼出来た。

 

嵯峨嵐山駅

 

わらび餅。

 

コロッケ本体の写真を何故忘れた、俺。

 

キモノフォレスト

 

 

みたらし団子。



ついでにちゃんと有名どころも回ったけど、歩道に収まりきらない人、人、人。

渡月橋

天龍寺。秋の特別拝観で中も見れた。

 

嵐山駅には足湯が。

貼える。

 

 

竹林の小径


オーバーツーリズムを体で感じる嵐山だった…

で、本題。リアルミーグリの話をしよう。
嵐山からは1時間と意外とかかって会場へ到着。
雨も時より降る中入った会場には30を超えるレーンに、並ぶ人々。あまり話すこと考えてなかったとはいえ待ち時間で何とかなるでしょと胡座をかきまくっていた。
いくら対面とはいえ、画面越しに何度も見てきた相手。そこまで緊張するか?とこの時は思ってた。



…思ってたんです、本当は。
スルスルと進んでいく列、あっという間にお時間。溶ける語彙、震える手、マイクをスピーカーと間違える。ボロボロである。


やーリアル恐るべし。秒過ぎる。
「ひえー本物だー」から二の句出なかった気がする。

 

これしかしリベンジできる回あって本当によかった。舐めてかかり過ぎてましたわね、色んな意味で。いやまあそんなヘラついた気持ちで行ってはなかったけど、推しが発する光というかオーラに全て溶かされた。

 


悔しさにも似た気持ちで一旦会場を離れ、ベンチで多少ヘラった。
ただ少し落ち着いた後、魂には火が灯った感じはした。
多分次も3次元で存在する推しの眩しさには負けるとは思った。
ならば小細工不要。応援しているという気持ちを真っ直ぐに伝えればいいと思った。
会場近傍のファミマでエナドリを飲み干し、いざリベンジ第3部。

 


まあ結果はまたしても語彙は半分溶かされてしまったが、耐えた。
やりとりは記憶の彼方に飛んでいってしまったが、「いつも応援しています!」と
剥がされた後見送ってくれた推しの笑顔は朧げに記憶に焼き付いている。

 


…3部、リベンジを果たしたオタクは充実感に満ちた勢いでグッズ1諭吉、推しと同じ名を冠する神社に参拝、京都駅でもしっかりお土産を買い込み、ニコニコで京都を後にするのでした。めでたしめでたし。

見た瞬間にピンと来たんです。

松尾大社前にてパチリ。

 

山椒ソフト。これが意外と美味かった。

 

ハロウィンの持ってきてたので、お戯れもしました。



思えばコロナ禍突入まもない頃、心の支えとなってくれたのが乃木坂だった。
時期が時期であっただけにその頃には握手会はパタリと途絶えており、復活することはないとすら思っていた。それだけにリアルミーグリと形は変わったものの対面イベントが復活してくれたのは嬉しかったし、来れて良かったと思った。
アイドルとビールは生に限る、という一言を持ってこのお話はここまでとしようと思う。ありがとうございました。

 

次はミーグリ抜きでも来たいものです。

次回は推しと横浜4番勝負の牧、いや巻でまたお目にかかるとしましょう…
デスターシャリクエストしよっかな…

ライブにおける「好き」を再実感した3日間【乃木坂 33rdアンダラ オタク的振り返り】

 

久しぶりにのライブ参戦後に見るこの光景。


いや、良過ぎませんでしたか今回。
「あんまり自分たちでいいたくないですけど、今回皆本当に頑張りました!」とでんちゃんが語るように、一人一人に見応えがあったアンダーライブに感じただけに、文章が実にまとまらない。というわけで、今回は各メンバー毎に章を区切り、書いてみる形にしようと思う。
(2日目を見れてないので一部文章量に差があるのだが、そこは容赦願いたい)

 


ジコチュープロデュース、初日金曜日のトップバッターで「水玉模様」を披露したなおなお(冨里奈央)。16歳〜と歌うこの曲を17歳なりたての彼女が歌い、締めくくりに「17歳になった奈央も、好きになっていい?」のセリフで締めるのは見事過ぎて。これでももう満足するレベルのところで「好きになってみた」が続くのは文脈踏まえすぎている。もしかして「水玉模様」の最初に出てきたのが制服メガネ姿だったの、そういう事ですか???文学少女???
これでハットトリック決めて会場ニッコニコにしてからMCでさらにおかわりで「好きになっちゃダメ??」も言い放つという。
短時間に4ゴールを放っていくというファンタジスタっぷり、お見事でした。

 


それにしてもつくづくアンダーライブというものは曲のメロディーにあったライティングが良いと思ってたけど、今回それに加えてCD音源にないダンストラックもあったのが良かった。
金曜日曜と共通でやっていた曲だとダンスナンバーブロック「Against」が良かった。葉月ちゃん(向井葉月)のソロダンスバックに幕を張り、そのバックでシルエットで踊るメンバーたち。カッコよかったし、それをまた特殊イントロがいい感ににそれを彩ってたと思う。これに額縁衣装だからもう最強。

 


金曜日限定のジコチュープロデュースでの「深読み」前のダンストラックBGM。あれにはやられた。元からこの曲大好きなだけに、それベースでダンストラックなら外れるわけがなく。飛鳥ちゃん(齋藤飛鳥)の卒コンでもダンスを見せる曲として披露されてただけに、珠ちゃん(阪口珠美)といえばやっぱりダンス!というところがピタッとハマって長尺でダンス見れたの良かった…

珠ちゃんのジコチュープロデュースといえば、「深読み」が2曲目で1曲目は「サヨナラ stay with me」と言う構成にも触れたい。海外アーティストのMV風なアングルで撮ってもらいましたというアングル、のちのアフター配信に流れる映像が場内にも流れてたので現地民は2倍お得という。29thアンダラもセンター企画SOだったし(こちらは初選抜の要素も含めとはいえ)、飛鳥ちゃんへの愛を感じるセレクトにニヤニヤしちゃった。

 


話は少し戻りダンスブロックの最中、初日、センターに立ったアルさん(中西アルノ)が何か知らない歌詞の曲を歌い始めた。え?新曲…?と思う中見つめていると聞こえてきた「WOW WOW…」
ようやく気付く。「Route246」だ!!と。
イントロを歌い上げる姿はまさに絶唱という言葉が似合う姿だった。
ジコチュープロデュースの「Do my bestじゃいられない」といい、「命は美しい」といいロングトーンにハモリといい、持ち味がいい感じに生かされてる感じに見えた。

 

書道展、個性が出ていいですね。


ジコチュープロデュースの話が出たので、その反芻もここでしておこう。
ミンゴ(黒見明香)は事前配信でコンセプトを「真夏さんと布袋さん」で、これはどう転がしてくるかというところでの「忘却と美学」と「あんなに好きだったのに」。納得。

 

「マイクスタンド回したことあまり無かったんですけど…」言ってたけどそれは多分みんなそう(笑)。ひと笑いも取りつつ、最終日は想いが溢れたいろはちゃんに「ゆっくりでいいよ」の耳打ち。ちゃーんと先輩してる姿にもグッときた。「女は一人じゃ眠れない」ではミンゴ・璃果ちゃん・お松(松尾美佑)と同期組の並びという激アツ並びもあったの良かった。

 


璃果ちゃん(佐藤璃果)もTHEアイドルというコンセプト通り、「ゴルゴンゾーラ」で可愛く魅せからの乃木坂の原点「ぐるぐるカーテン」では仮装披露。以前どこかの番組で「ぶりっ子ぶりりん」と言われてたのを見た覚えがあるが、あのブリブリってもいい衣装が似合うのなかなかにおらんと思う。あれは才能。
てか、「ゴルゴンゾーラ」の衣装、もしやまいやん(白石麻衣)卒コンの俺が大好きなオープニングブロックの衣装だったりしますか…

 


あやてぃー(吉田彩乃クリスティー)のコンセプトは「おうたとアイドル」。「おうた」に「立ち直り中」はまだ予想できても「アイドル」に「17分間」という。「17分間」のイントロのどよめきは凄かったw
選曲理由がめちゃくちゃ良くて、「立ち直り中」は「歌声でパフォーマンスしたくて、バラード系で切なすぎないくらいの背中を押せる曲」ってのが優しさに溢れてるし、「17分間」は最年長でもブリブリの衣装着て楽しんでる姿見せたくて!」という。
それでいてアンコールのラストナンバー前のMCパートで各メンバーに話を振った後の話の受けでここを頑張ってた、とかエピソードを添えて受ける姿。理想の先輩過ぎたな…


いろはちゃん(奥田いろは)は「一時期ギター見るのすら嫌だった」と振り返りつつ、その努力がバチバチに現れてたステージだったと思う。てかあれだけ弾けるんだったら「渋谷ブルース」とかも行けるのではと思うほどには良かったと思う。間奏での目線があった時の5期生同士の空気感も実にアオハルといった感じで良かった。

 


3日目アンコールでの「帰り道は遠回りしたくなる」といい、2日目ジコチュープロデュースでの「釣り堀」といい、そうだでんちゃん(佐藤楓)七瀬推しだったよねを思い出す場面が多くあった気がする。「釣り堀」でやってたコンテンポラリーダンス、その名を今回初めて聞いたがあの雰囲気のダンス、いつだかのアンダラで渡辺みり愛伊藤純奈ペアでやってた「ショパンの嘘つき」を思い出した。場所は違うとはいえ同じ神奈川の地で再びの「届かなくったって…」の披露での赤一面のサイリウムの海とミラーボール。心の中の29thアンダラ亡霊が目覚めた音がした。かと思えば「シークレットグラフィティー」ではいろはちゃんのお尻でリズム刻んでたし、あとは「17分間」ガチ勢っぷりが今回垣間見えたしこれ来年3期ラやるならセンターでやりましょう。ぜひ。

 


あとはどの曲か忘れたけど、ミンゴ・あーや(小川彩)・みっちゃん(矢久保美緒)という身長と歌声のゆにぞんが心地いいトリオという構成も見れて良かった。そしてでんたま揃ってのダンススペックキレキレ具合も凄まじかった…

 


で、書いてて思い出した。矢久保のみっちゃんのジコチューの「醜い私」もいい感じの身長感だったし、バディの印象が強い林(林瑠奈)の持ち曲である「甘いエビデンス」をその林と揃いの指輪つけてやるの、関係性の強さを感じるエピソードに感じた。

 

みんな大好きメンバー別のぼり。


さて、ここまであえて避けてきましたが、あーや(小川彩)の話をしましょうか。
あーやは前回もつくづくステージングに魅せられたのだけど、今回も凄かった。
「女は一人じゃ眠れない」、ライトを使わず火の演出でメンバーを照らすというのが実に世界感似合ってたと思うし、逃げ水のカップリングとなれば確かに適任はあーやだったと思う。

「過去のアンダーライブの映像でやられてるのを見てやってみたかったです!
どの曲でも主人公になれるように、という思いでやってました」

そしてジコチュープロデュースパート。
ピアノを弾くというのはライブ前日配信でも明かしてたけど、「悲しみの忘れ方」と言うのが痒いところに手が届くような久しぶりの曲だったりをやってくれるアンダラの魅力感。
「真っ先にピアノをやりたいなと思っていて、普段からリフレッシュに弾いていたりしていたので…」
「皆さんにとって大切な曲でもあって、一面自分のサイリウムカラーに染まった景色に力を貰いました」

あーやという乃木坂ニューエイジがすごいのはこれに加え幕間の映像でも意気込みとして「自分が楽しんで、皆さんにも楽しんでもらうように頑張りたいです」と語っっていたのが印象的。
この心意気がすでにあるなら、10年後はビックスター間違いなしな気がする。
それでいて金曜日のMCではさらに中秋の名月に触れ「満月を私達を思い出しながら見てください♪」とまで。
どこまでビックになるんでしょうこのニューエイジ


そして最後は何といってもこのライブの座長であり自慢の推しを触れねばどうするかと。松尾美佑さん。
膝にテーピングの跡はあったものの、それを感じさせないパフォーマンス。
千秋楽のオープニングMCで言っていた「世界一楽しい場所にしたいと思います!」という宣言に違いのないライブだったと思う。ここまで振り返ってきた通り。
29thアンダラから贔屓にさせてもらってるわけだが、改めて魅力的に見えたのが本当に楽しそうにどの曲もパフォーマンスしている姿である。多分そこが思い返せば好きになったのはこういう姿を見せてくれるところだったからかもしれない。

 

ぶちかませっ!! 好きです。



彼女、乃木坂での初ライブが先ほどワードを出したまいやん卒コン、有観客は松村さゆりんの卒コンな訳だが、これそのまま見てる立場にはなるが自分もそうで。後者のさゆりん卒コンは奇しくも会場は同じ横アリ。

 

silkkydry46.hatenablog.com

 

運命的な何かでも働いているのだろうかと感じたのはジコチュープロデュースで披露した「転がった鐘を鳴らせ!」と「大人たちには指示されない」もそうで。「転がった鐘を鳴らせ!」の方はインストが「乃木坂工事中」でも使われてるだけあってイントロからワクワク出来るんですよこの曲。その曲でショーテイストでマジック披露したりとステージを縦横無尽に駆け巡る。最高です。


で、「大人たちには指示されない」。これと横アリといえば記憶に新しい11thバスラ3期ラ。当日は現地が叶わなかっただけにもうこれ個人的大リベンジで、それでいてこの曲のメロディーと歌詞の反抗感と激し目ダンス。ダンスが得意分野と言っていい美佑ちゃんでこれを見れるのを僥倖と言わずしてなんと言うか。
3期ちゃんと美佑ちゃんというハッピーセットであった感じだった…

ここまで1つ、ダンスがキレキレで好きと言う話をしたが、この子といえばその言葉にも胸を動かされてきた気がする。

私は色んなところで言ってきたから知っている方もいらっしゃるかもしれないんですけど、ライブが大好きです。踊ることはもちろん、ちょっと緊張はしちゃうけど、歌うことも、パフォーマンス中にメンバーと目が合うとき、ファンの皆さんと目が合ってお互い嬉しくなるとき。始まる前の緊張感、終わった後の達成感、全部全部大好きです。

mdpr.jp


知ってます。その言葉、以前も確かに聞きました。
アイドルという世界で生き抜く以上、時に目先を変えないとやっていけないという局面もあるのだろうけど、ちゃんと彼女の芯がぶれてないと感じた。他がどうとかじゃなくて、単純にそこが一貫しているというのが凄い。
ライブというのは、見てる人間がその時間いかにバカになるくらい楽しめるかという点が個人的に大事だと思っていて。日々の仕事がいくらクソだろーが、ライブを見てる間はそれを忘れるほどに熱く楽しく盛り上がれるのが大事だと思っていて。
だからこそ、終わる時が寂しくて。でも終わらないと次はなくて。そこをいい塩梅で満たしてくれるのが最終日のダブルアンコールだと思っていて。規制退場アナウンスに負けねえぞの感じでオタクが声出すあの感じ、大好きなんですわあれが。


ダブルアンコール「ダンケシェーン」、文脈ありましたね。ダブルアンコールありがとう、ってわけですか。ニクいねえ。最高です。


生声での「ありがとうございました!!」締めも3期ラ思い出して無事僕は死んでました(比喩)。

 


いやしかしこんなライブ浴びちゃうと年内もう1回大きなライブまだ今年ありますかね。てかありませんかね。これ書いてたら乃木坂ライブロスになってきたので…
次のその時までまた日々を頑張る乃木坂ちゃんにも注目しつつ、その時を待ちます。だって美佑ちゃんこう言ってたじゃないですか。

 

今日が終わっても皆さんには1人ひとりの魅力を見つけ続けてもらいたいです。きっと今よりもっともっと好きになるに違いありません。それくらいこのメンバー全員のことが私は自慢でしょうがありません。

松尾美佑、乃木坂46加入当初は「居場所はないと何度も思った」支えとなった存在語る 目潤ませメッセージも<33rdSGアンダーライブ/スピーチ全文> - モデルプレス

 


…とか言ってたら、「新参者」って…何事ですか???

 

まだ終わらないぞ…2023年乃木オタライフ。

 

真夏の全国ツアー2023 東京公演[Day1〜4]・オタク的回顧録

 

 

夏、終わってしまった。
でもあの4日間で見た景色は何にも代えがたい風景だった。
4日間の充実さの後に感想を書きなぐったら色々思い出したので、過去の話もしながら振り返りさせてください。

 



座席、4日間外野席周辺が我が位置だったが、羽田アプローチを飛ぶ飛行機が実によく見えた。最初はどこの会社のだろうと眺めるの楽しかったんだけど次第にこれ刑務所の受刑者がシミ数えるのと一緒なのではという思考に陥った。よろしくない。

 


ステージバック席、今思えば注釈をもとのともせず見に来るのだから想像できたが、実に猛者の集まりだった。

 

ただ照明に合わせてペンラインとの色を変える感じじゃなくて、各々が各々の推しメンカラー振ってたり、コールもデカかったし。

1日目は内野外野席のほぼ境界線、2日目以降は外野席の最前線で見て乃木坂のライブの盛り上がり方のお作法を学んだような気分である。32thアンダラと沖縄公演もそうだったのだけど、なんというかその時は周りに合わせるという感じだったけど、神宮4日目にはもうここはこうだなってのが体に染み付いている感覚がした。コロナ禍以降からのファンだけど、ようやく体に乃木坂オタクの血が馴染んだかなと思った瞬間だった。

 


そんなステージバック席に3日目から加わったサプラーイズ。

開演前から柵が設置してあり何事かと思えば、ライブ中も動く気配のない柵が突如動き出した3日目アンコール直前。

ざわつく周囲…ってこれ沖縄であったパターン〜!?と思いながらアンコールをして現れたるは写真集発売を果たした田村真佑さんではあーりませんか。「転がった鐘を鳴らせ」という待ってた曲と合わせて来るもんだからもう脳内錯乱。

 

 

近隣の方が獲ってらしたので、お裾分けに写真を預かりました。

 

とにかくもうお祭り騒ぎで大部分の記憶はないまま去っていったが、まだ残る柵とお立ち台。

 

周囲が少し平静を取り戻す中、沖縄と同じパターンであることを察し1人だけ心の中でやべえ進研ゼミでやったパターン(?)じゃんと思ってたら、さらに五百城茉央ちゃん堂々登場。

 

 

背がある方ではあるのだけどもうなんかやっぱり目の前でみる乃木坂ちゃんは全員お人形さんに見える細さ。マジで同じ人間であることを疑うレベル。

 


4日目も同じような展開になりあとは面子だけ!wとか言ってたら一ノ瀬美空さんにやられた。

 



あれ、この面子事前に聞いてた3日目に捨て場に来てたメンバーと同じって事はつまり・・・?
なんという事でしょう、次にそこに現れたのは沖縄で見た岩本蓮加さんその人ではありませんか…

現れたるは3期生最年少の天使、岩本蓮加さんではありませんか。
「ヤッッッッッバ」って声漏れたし周囲もこの日1番の大歓声。
いやだってこの距離なんですもん。

オタクぼきと蓮加ちゃんの距離感のイメージ
 

拙い絵で恐縮だが、まさにこの感じ。
3回目で興奮しつつも少し俯瞰で見れた僕の目前にいた岩本蓮加さん、マジで人形のような可愛さ美しさが凝縮されていた…

 



いや、こんな事あるんか…1年に2度もゼロズレで生乃木坂ちゃん見るとは。

しかも複数名。蓮加ちゃんに関してはものの2ヶ月で2回も。ステージバック席とはいえ、この体験しといて普通の座席よりちょっと割引なの申し訳なくなってくる。いや本編だいたいモニター越しだったけど、神宮のビジョンで見る乃木坂ライブってのが新鮮だったし、またちゃんと映像もいいとこ押さえてくれてたし。



さらにフロートでステージバックから登場した2日目・4日目の2日間は乃木メンがOvertureに乗りつつ煽ってくれるという貴重体験もあったし、凄かったのは4日目のステージバックでも一番際席の光景。


スタンド上段からフロートに乗り込む乃木メンから楽しめるというスーパーご褒美席展開の開幕。

 

梅澤キャプテンがフロートに同乗するメンバー達に闘魂注入(メイキングでよく見られる背中叩くアレ)やってるのからしっかり見えて面白かった。叩かれる体制に入ってオタクが「オー〜!?」って煽り(イヤモニしてるから本人達には多分届いてない)叩いたところで「ウェーイwww」ってなってたし、各々がフロートの各階層に移動する前の飛行機に盛りがってるところも見れて、それに仕上げは…


いや、、これはこれでアリーナでは味わえない要素味わい尽くしてるし、本当にアリーナより価格安くて良かったんだろうか。まあありがたく安く見させていただきました。感謝でございます。

ユニット映像全部見れましたねそういえば。
やまぴとさくちゃんのは沖縄で見たけど、うめぴと和ちゃんのはここで回収できて良かった。たすかる。



関係性のオタクなのでイチャつき目撃してキャッキャしてたらそれを刺しに行かれるかの如く3日目に久保史緒里とイチャついてなーいみたいな話する田村真佑さん、ちょっとびびった。後輩「は」可愛いのでと口を滑らし久保ちゃんに詰め寄られてたのも面白かった。

 


Naver say never」、ちゃんと野球場でやったね!!と同時に推しが贔屓球団のユニフォームを着るという僥倖。
「デスターシャ」はフレーズとして固まってるのもあるけど梅ちゃんに合わせてやったら周り全員やってた。見てた席がまた神宮の外野スタンドだったということもあり場所も相まってこれも脳汁ドバドバ案件だった。
3日目ライトスタンドでやれたし、マジでここかオールスター開催時しか出来ない経験でした。ありがとう乃木坂野球部。




関係性のオタクが喜んだ点をもう何点か挙げたいのだが、「誰かの肩」はあーやとレイちゃんを初めとして、肩を並べたメンバーのアイコンタクトが随所に見られて関係性のオタクとしてはご馳走すぎた。

 

 


そしてその「誰かの肩」後の梅山与田の3者トーク
元々この組み合わせ、乃木中のバナナ飯が食いたいの時からいいトリオだなと思ってたけどその空気感4日間吸えるの美味しい〜〜〜だった。

 


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沖縄でもこのメンツだったけど箸休め三姉妹という名も付き、1日目はヨネダ2000の絶対に成功させようねを客席含めでやり、2日目は与田ちゃんの柚菜ちゃんを車に載せたいの話からオタクに乗ってる車を言わせ、3日目は誰かの肩で消灯したペンライトをサマーウォーズ意識の「お願いします」で付けたり。周り落ち着いてる中でニヤニヤ止まらんかった。
梅ちゃんが晴れ女、というのもこのパートで出てた話だったと思う。雑誌撮影してて虹になった、みたいな。

 

与田「来たメンバーに合わせてファンの人がバーッと色変えて「元々この色でした」ってしてるのをよく見る」
山下「ファンのプロだね〜」

このやり取りも好き。


そこからの期別ブロック、こちらもツアーでやった全通り見られて良かった…

 


1日目、なおなおセンター初披露の「考えないようにする」前の歓声、オタクの歓声からタイトルコールで始まるその流れは11thバスラの5期生ライブでの「心にもないこと」を思い出した。
そして「キスの手裏剣」で忍者になってからの3期国歌「トキトキメキメキ」。そうですこれ聞きたかったんですよ!!!

 


2日目は「心にもないこと」。沖縄でも見て思ったのは「心にもないこと」のラスサビのさっちゃんといおちゃんのシンメパートがめちゃんこ好きな事。この先すきすきポイントとして盛大に擦らせていただきます。
からの「ジャンピングジョーカーフラッシュ」。この日はその後固定披露の「I see…」と合わせて二段構えのパワー系4期ちゃん達構成で楽しかったです。
で、その構成ということは…


沖縄でやることはわかったので理解して打ち返したときの脳汁ドバドバ感は本当にたまらなかった。これが推しのセンター曲なの、神???

 


3日目、「17分間」の最初のさくたんタオル持つ5期ちゃんたちで涙腺終了。本来の形ではないとはいえなおまおシンメを見れたのも嬉しかった。
「猫舌カモミールティー」で完全にすべてを察する。これは沖縄2日目に見た召喚の義…!!
ぶっちゃけ猫舌の時点でまた「僕の衝動」に全体重傾いてました。沖縄は沖縄ならではの熱気だったけど、それに負けない熱気と理々杏ちゃんの煽り。いいもん見せてもらいました…

理々杏ちゃんといえば、4日間通じて髪型かわよでステバにも飛び跳ねながら反応してくれる神。あの小さな体でよくぞ…と思ってしまうくらい小さかった。生で双眼鏡で見る限り。

 


4日目。ツアーの終わる寂しさに涙腺緩んでくるところへのはじまりの期別曲をなぞるメドレーは涙腺に聞きすぎた…「四番目の光」でもうなんか訳分からずグズグズにされてからの「三番目の風」。



街の風景すら演出にしてしまうのかと思ったのが4日目に感じたアカペラでの「シンクロニシティ」に呼応するようにビルの屋上非常灯が付いてたのと「設定温度」の最中に吹いたそこそこの強さの風。「設定温度」は3期で「三番目の風」やった後だし、その余韻だったというのか。恐るべしである。偶然だろうけど。

ごめフィン沖縄でも見たやんやまシンメ

「Actuary…」の梅ちゃんといおちゃんのシンメエグかった。神宮は近隣にdocomoタワーがそびえていたけど、それに負けないツインタワーが完成していた…
ラスサビ前のアンダーメンの間をピーターパンのごとく駆け抜けるアルノさんのあの感じ、好きです。

そこからの「逃げ水」、よき緩急だった。4日目に与田ちゃんと蓮加ちゃんがが手繋いでエモかったし、それをちゃんと映したすいっちゃーさんも非常にたすかりました。ありがとう。

 


「バンドエイド剥がすような別れ方」、なおまおが萌え萌えシンメを形成しなぎさつはキッスを交わしていた…

 


「I see…」は4日間通じてのさくちゃんまゆたんの絡みがめちゃくちゃに好きだった。3日目のバッティングしてからのYESフォーリンラブ、4日目のティーバッティングでかっ飛ばすさくまゆ。ご馳走様でした。
4日目はさくまゆの他にも電話をかける松尾黒見コンビ、無限パンチかますゆんちゃんりかちゃんで全萌え。
それに加えてかっきーの煽りで球場が震える。これです。僕の夢神宮で完遂しました。
…嘘です。来年どころか今年もう1回乃木坂単独でコールさせてください。自分まだ行けます。


沖縄公演で産声を上げた「おひとり様天国」という曲が4日間、いやこのツアー後半のアンセムとなるまで。沖縄と神宮、最初に聞いた時と神宮の4日目という一つの節目で聞いた時のこの曲の聞こえ方は全然違った気がする。もちろん、沖縄以降で吸った各地のパワーがそうしていったのは間違いないと思っている。和ちゃん、お見事でした。


和ちゃんが皆さんが日々頑張る理由に乃木坂がなれたら、と語っていたけど、もう十分頑張る理由になってますよ!と言ってあげたい。いつだか先に名前を出した生田絵梨花大先生が久保ちゃんに掛けてた「アンタ今輝いてるよ!」と言ってあげたい。



4日目の最後に思う言葉を紡いでいた推し達を見た夜にどうして好きになったんだっけという振り返りモードに入っていた。


松尾美佑さん。
随分前のアンダーライブの時も彼女との出会いを綴った気がするが、また振り返らせてほしい。

 

 

大園桃子卒業セレモニーが行われたあの日、双眼鏡越しに捉えた彼女の姿は思えば鮮烈だった。あの綺麗なダンスを踊るのは誰か。それが松尾美佑という1人のアイドルをより確実に認識した瞬間かと思う。



そこからの29枚目シングルのアンダーライブ。
幸運にも続きの日程だった2期生・北野日奈子卒業コンサートから4日間でより彼女に魅了されるようになった。


30枚目シングルのアンダーライブは東京公演千秋楽の1日だけだったが、そのほぼ最前列で見たセンターを務めた「錆びたコンパス」はあまりにも綺麗だった。

 

そして今回の31枚目シングルのアンダーライブ。初日となったあの日、zeppの観衆の群れの隙間から見た彼女の姿は、前回見た姿より自信を増したように見えた。
そしてその増したように見えた自信に比例するかのごとく、センターを務める曲も倍増していた。

どう捉えるかは人次第ではあるとも思うが、そこに僕は彼女の成長を感じた。


かつての姿にも、魅せるパフォーマンスをする姿、というのは確かに目に映っていたが、明らかにそれ以上どころの比でない存在感も出て来ていた。

 

改めまして、松尾美佑です。私はライブが大好きです。乃木坂46に加入してから努力だけではどうにもならないことにたくさん出会って、難しいなと思うことがたくさん増えました。でも、そんな中でライブだけはいつでも私に頑張った分だけの自信をくれました。
私はまだわからない未来のことについて聞かれたときに、何て答えたら良いかわからないことがよくあります。何を目指しているのか、どこが目標なのか。皆さんも私が何を考えて、思っているのかわからない方がいるのかなと思います。


正直、私にも、自分でもわからないことがたまにあります。でも、私は今が常に1番楽しいです。今を楽しむことが精一杯で、その先のことに不安を感じることも忘れてしまったりします。下を向くわけでも、上を見るわけでもなく、私は今自分が見えている景色を全力で楽しみながら、歩いたり走ったり、マイペースに自分の道を進んでいきたいなと思っています。なので、もし良かったら私が見ている景色の一員となって見守っていただけると嬉しいです。

 

以上、私の決意表明とはいえないかもしれないんですけど、心の気持ちをお話しました。聞いてくださってありがとうございました。

 

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そんな彼女がひとつ、彼女がこのツアーで出した答えが5期生が後輩となったことでの背が高い自分が盾になれたらという思いだったのだろう。
生田絵梨花大先生の限界論引っ張ってくるとは思わなかった。
沖縄は不在、ライブで見たのは久しぶりだったこともあるだろうが、少し見ないうちにとんでもなく大きな存在になってまた帰って来た、という感覚がめちゃくちゃにした。



いや、ふと流したこの感想にバーッといいねが付くくらいにはもう注目度高まってますやん。



これに尽きます。この先1ヶ月は貴方の晴れ舞台を見届けるために日々頑張りますよ。僕も。


山下美月さん。


コロナ禍、娯楽という娯楽が止まり始めて来た時に出会った乃木坂。飛鳥ちゃんを入り口に辿り着いた実写版映像研で出会った黒髪ボブの女の子。

写真集買ってからの好きになった過程はもはやもう覚えていない。
ただ、要所要所で紡がれる彼女の言葉、そして仕事への姿勢がより応援したくなる気持ちを加速していったのは間違いないと思う。

私は彼女のブログの文体が好きである。そしてそれは時にタイムリーにやってくる。

更新タイミングで印象的なのは白石麻衣卒業コンサート翌日の「今日更新しないと」というのだったり、
いい推しの日に合わせた更新あたりだろうか。

 

今日ブログ書かなきゃ!と思って
急いで書いたので
内容もまとまっておらず申し訳ないのですが...
直接お会いできないのはとても寂しいですが
私たちの姿を見て少しでも笑顔になっていただけるよう
これからも頑張りたいなと思いました!

 

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アイドルでもその他の推しでも 
沢山推しから幸せを受け取ってくださいねー!
私もがんばります!

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photo by yoshio konno

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この感じです。僕が好きなの。

 

皆さんにとって
いい推し
であれるように
私はこれからも頑張ります◎
ずっと見ていてください!

 

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そんな好きになった彼女は、あっという間にシンデレラへの階段を駆け上るどころか、気がつけば乃木坂46の開拓者として新たな領域を切り開くスーパーヒーローになっていた。


そして梅澤美波さん。


実写版映像研で存在は知ってたけど、アイドル梅澤美波に心酔するようになったのは僕好きのドキュメンタリーからだったかとは思う。


正月から写真集買ってたわ…
気がつけば出演する朗読劇のアーカイブ買ってたし、そこから好きになる速度は早かったかと思う。
何が好きって、全部だかは1つに絞って言えない。それくらい好きである。もはや全部。

 

 

気がつけば、副キャプテン就任は推しメンとして見届けたし(物理的ではなく精神的な意味で)。目に見えて絶対大変だろうという舞台キングダムをこなしつつ、秋元真夏先輩を見送り遂に乃木坂の棟梁となっていた。
棟梁となった乃木坂はどうなるのか、その不安感を一蹴してくれたのは今回の全ツ以前、3期生でやった11thバスラの期別公演に詰まっていたと思う。

オタク人生ももう10年目、他界隈のライブを見て来た自負はあれど、終わった後にここまでに打ちのめされたというか、それほどまでに感動したライブは無かったとすら思った。
推しが輝いているのは当然として、さらに推しと背を共にする3期生という軍団がスーパーヒーローに見えた。



25th新規、初めて生で見た乃木坂のライブが白石麻衣卒業コンサート、という人間なもので多少なりその時の良さというものにはノスタルジーを感じてしまう立場ではあったのだが、何を隠そうその背中を見て入って来た子達で実際にその血を少なからず、今在籍するメンバーでは一番その雰囲気を吸収して来た子達。
こう整理すると絶対いいものに、いい形で乃木坂を引き継いでくれるという予感を感じていた。それを実現し、さらに唯一無二の結晶を今作り上げ、それを眩しくて見えないほどの巨大な城にしようとしているのだろうとすら感じた。

 

 

「私はやっぱり今回のツアーで、改めて「乃木坂46が大好きだな」って思えて、そんな大好きなメンバーとファンの皆さんとスタッフさんと一緒に、こうやってみんなで(ツアーを)回れて嬉しかったです。ここにメンバーで立っていない子も今いるんですけど、全員でやっぱり私たちは乃木坂46なので、今まで歴史を繋いできてくれた先輩方にも感謝をしたいですし、これから未来を作ってくれる後輩たち、そして今後10年後とかにも神宮に乃木坂46が立てていられたらいいなと思うので、今いる私たちで引っ張っていけたらなと。皆さんと一緒に歴史を繋いでいきたいです。」

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「私たちでも4日間乗り越えられました。ツアー(計)16公演、(神宮球場での公演)4日間を乗り越えることが、今の私たちにとって、とても大きな試練でした。怖さも不安もあったけど、確実に私たちの成長に繋がっていました。
今、先輩たちの後をしっかり受け継げたと証明できたと思います、私たちが乃木坂46です!」

 

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積み重ねていった過去も財産としつつ、今だからこそ、今のメンバーだからこそ出来ることも大事にしながら進む今の乃木坂。改めて、このグループが好きだしまだまだ一緒に駆け抜けていきたいと思わされた4日間でした。

 

 

 

 

 

ありがとう乃木坂46、これからもよろしくお願いします!

乃木坂46真夏の全国ツアー2023沖縄Day2現地回顧録



超絶ツアーの内容ネタバレを含みますので、閲覧にあたりはその点ご注意ください。

※こちらは2日目の現地参戦振り返りです。1日目は別記事にて。

 

silkkydry46.hatenablog.com



1日目、目前に見た乃木坂ちゃんたちのかわいさ美しさと関係性のオタクには強すぎるメンバー同士の絡みに完全ノックアウトされての2日目。

 

 

 

アメリカンビレッジで食べたタコライスとパイナップルジュース。

 


開演前にはかつて乃木中ロケでメンバーが訪れていた聖地巡礼もしつつの昼下り。

タコライスのお店は乃木坂曲ローテでいい感じにテンション整う中、現地入り。

 

ファンにはおなじみ・ツアートラック。


この日の座席はアリーナのステージ上手側の後ろ側。
後ろへの配慮不要かつ要所要所で通るトロッコが良く見える席。
気合いは十分な中、地方公演は今年はこの日がラストということもあって、限りなく乃木坂ちゃん達を目に焼きつけたろうの精神で見た情景と思い出をまた書き残しておく。

影ナレ阪口珠美(珠ちゃん)・小川彩(あーや)の2名。
前日のMCにて可愛い妹と語っていた件の回収!!と心の中で小躍りしてた。加えてこの2人、アンダー曲でもシンメだった気がする。

浴衣がよく似合う。


最初のMCで並ぶメンバー達の中、より目を引いたのはかっきー(賀喜遥香)・まゆたん(田村真佑)の揃いのツインテ。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね…とか思ってたら梅ちゃん(梅澤美波)から話が振られ、本人からもツインテールに触れた上で

「初めてライブでツインテールして…自分でやってても緊張してますが、お揃いパワーで頑張ろうと思います!」

とも。また関係性のオタクが喜ぶ餌が振る舞われた…


梅「かっきーのツインテはライブでは貴重ですから、みなさん是非目に焼き付けてってください!!」
オタク「はーーい!!」

本当にオタク2日ともノリ良かったですね…


前日やまぴ(山下美月)主演のユニットパートの幕間VTR、この日はさくちゃん(遠藤さくら)の映像に変化。


ラムネが開かず苦戦する姿に「がんばれ〜」の声が上がり、開いたら拍手が上がる。
こと思うが、オタクはさくちゃんに優しい。

 

思い出すのは昨年の宮城、こぼしといえばで今や名を馳せたでんちゃんが楽屋で飲み物こぼした時にさくちゃんが一目散にティッシュを取りに行ったと久保ちゃんが語ったエピソードに拍手が湧いてたりもしたし。

 

でもわかる。なんか拍手を贈ったり頑張る姿を応援したくなったり。
ほっとけなさってのもアイドルの大事な才能だと思うので、優勝ですよさくちゃん…



それはともかく、ユニットパート後のMC、現地ならでは見れた視点で語りたいのが「意外BLEAK」の話になった際に振り付けを真似し合う岩本蓮加・田村真佑両名。


その後の「Am I loving?」の話になった時には告白コント(?)をし出し、同曲で制服を着た、と言う話になった際には「あたしも制服着たんだが?」とまゆたんが蓮加に話すような場面も。

 

その一方「自惚れピーチ」で本筋はかっきーに話を振られる中、話のオチで一緒にビーチに行く?みたいな話になった時に「行きてえ!!」と言わんばかりに地団駄踏んでたの、山下美月大先生でした。流石っす。はよかきやま曲ください。

 


アンダーパートは前日同様、「錆びたコンパス」と「Hard to say」の2曲。
2曲のセンターは「錆びたコンパス」をあやてぃーが、「Hard to say」は佐藤楓阪口珠美のでんたまコンビで見事にカバー。

黒見「(新型コロナ感染で不在となった向井・松尾・佐藤璃・矢久保に触れ)いない子も含め、13人分のパワーで頑張りました!!」

流石黒見先輩パねえっす。

 

そんな黒見に聞きたいことがある、と話し出したのは先程錆びたコンパスでセンターを務めたあやてぃー。

沖縄行きの飛行機、出発待ちのロビーであやてぃーの目前に黒見ちゃんが。曰く、自販機のアイスを買って持ってたのだけど、いつまでも食べる様子が無く、食べないまま機内へ。

あやてぃーが見たのはここまでだったのだが、その後横に座った同期・阪口珠美および久保史緒里によればその持ち込んだアイスをそのまま食べようとしてワンピースをベショベショにしたとのことw

吉田「アイスって溶けないと思ったの?w」

黒見ちゃん本人は食べようとしたアイスは

「もう諦めます…」

と語ったらしい。※珠ちゃん(阪口珠美)談。

 

黒見「楓さんみたいにこぼしました(笑)」
佐藤楓「ちょっと!!(笑)」

先輩ガンいじりしてオチがつく。お後がよろしいようで…

 


そしてこの日の目玉は前日も触れた地元凱旋・理々杏ちゃん(伊藤理々杏)のセンター曲「僕の衝動」。

 

1つ前の楽曲の終盤に3期生達がスタンバイに入るのだけど、その時からもう何か皆覇気が凄かった。

理々杏ちゃんもそうだけど、それを支える同期のメンバー達もこの一世一代の大一番を強力にバックアップしてあげようという意気を感じた。

会場も会場でこの曲には熱が入っていて、イントロでの沸き方も他の楽曲のそれとは違った感じがした。

そんなメンバーとオタクの意気が重なったと思ったのが間奏での理々杏ちゃんの

「沖縄〜!!!!!本気出せ〜!!!!!!」(意訳)

の煽り。

ここからメンバーもオタクもさらにギアが上がった感じだった。
最後はお馴染みとなった理々杏ちゃんのキメ顔で締め。ここも大歓声が上がってた…


MCでやまぴも

「(僕の衝動って)沖縄の曲でしたっけ?(笑)」

と語るほどには本当にこの日のは盛り上がっていたし、2日間のハイライトはまさしくこの場面だったと思う。

 


この日も終盤「シンクロニシティ」のコーラス版披露から始まったのだけど、この日のあやてぃーの優しい歌声には涙腺を揺さぶられた。アンダラの「路面電車の街」でもその片鱗は感じたのだけど、この日はなんかよりグッときた…

那覇空港出発口の特設広告。そういえばこの2人どちらも九州っ子。



「Actually…」は現地の特効込みで聞くとやはりより良さが引き立つなあと思った。
最終盤ラスサビ前の「wow wow….」のシャウトからの特効、後からCD音源を聴いてるとライブのこの特効が恋しくなるので、多分脳内の理想と解釈が一致していたのだと思う。

 


前日から3期生ちゃん達はちょいちょい曲の振り付けに遊びを入れて来ていたのだけど、わかりやすかったのが「逃げ水」でWセンターを務めた与田ちゃん(与田祐希)、蓮加ちゃん(岩本蓮加)両名とそのサイドを固める3期ちゃん達だった。

 

Wセンター2人は1日目は三線と琴を思わせる振り付け、2日目はビーチバレーとビーチフラッグを思い起こすようなポーズをサビ前後に取っていた。

 

2日目の方のビーチバレーについては梅ちゃんもやっており、その後本人から男子バレーボール3位へ経緯を込めてあのポーズにしたとも語っていたので沖縄というよりそっち意識だったのかもしれないけど、ともかく良く見るとわかるくらいのこういう遊び心を盛り込める位地に足を付けて楽しみながらパフォーマンスしてるのが伝わってきてよかった。

 



この日も本編ラストは「人は夢を二度見る」だったのだけど、その前の山下美月さんのスピーチが良かったのでそこにも触れておきたい。

「この沖縄公演は(コロナ感染及び体調不良で)メンバーも少ない中でどうしたら楽しんでもらえるか、考えて作り上げた2日間でした。

地元の子だったり、初めて沖縄に来た子だったりした子にとっても、この2日間で素敵な思い出ができたんじゃないかって思います。

32枚目「おひとり様天国」も初披露させてもらいました。センターに立つ和ちゃんが盛り上げてる姿を見て、この夏行けるぞ!と思いました。ライブ映えする楽曲だと思うので是非ファンの皆様に育ててほしいなと思ってます。

もちろん私たちも歌番組だったり、CDだったり(色々な)皆さんに触れてもらえるように頑張ろうと思います。

そしてまた、必ずここ(沖縄)に立てるように頑張っていきますので、それまで待っててください!今日は本当にありがとうございました!」(意訳・一部抜粋)

 

こうして決めるところはバッチリ決めつつ、本編終わりでのハケる際でにゃーんのポーズ(「自分じゃない感じ」意識・・・?)をしてハケて行ったり。本当に山下美月というアイドルは最高のエンターテイナーであり、だからこそ推したくなるのだなあと思ったところで本編が終わった。



とか感慨に耽ってたらあっという間にアンコールへ。
この日のアンコール前の煽りは久保ちゃん。
「皆さーん乃木坂ちゃんもう帰っちゃいますよー!!」と煽ってたのだけど
それに「ダメー!!!!」で返し一致してたの面白かった。オタクの気持ちはまだまだ一つ。

 


そうした中でやって来たこの日最大のハイライト。
そのハイライトを迎えた際の心情の揺れ動きそのままを文字に起こすとこうである。

「ロマンティックイカ焼き」でやってきたトロッコに乗ってるのは…梅ちゃんとやまぴ!?!?!?!?!!??!

気づいた瞬間に推しメンうちわを急いで手に取りその刹那考える。

俺はどっちのオタクであるべきか。手には2枚梅ちゃんとやまぴの推しメンうちわ。
2つ掲げるか、梅山推しの魂を飲み込みどちらかに絞るか。

意を決し先にやってきたやまぴが乗るトロッコにやまぴのうちわに絞りうちわを向ける。

うちわに気付く推し。からの指差し!!?!?!?!?!!??

 

え!?!?!?!?!!??え!!?!?!?!?!!??レスかこれ!!?!?!マジ!!?!?!?!?!!??
と思いながらも横に目を向けると、早くも梅ちゃんが乗るトロッコ


彼方に去るやまぴを確認しつつうちわを持ち替える。そしてまたトロッコへ今度は梅のうちわを向ける。
手振ってくれたああああああアアアア(半膝落ち)

この間おおよそ1分半から2分ほど。

感情の揺れ動きがとんでもなかったけどマジで乃木坂ファン人生最大のターニングポイントだったし、なんなら第1章クライマックスくらいに感じた…

持参してた「乃木坂46時間テレビ」のうちわ。記念品だろもうこれ。


アンコールのMC、この日の振り返りを梅ちゃんからみーきゅん(一ノ瀬美空)に振ってたのだけど、ここでのみーきゅんの返しが良かった。
「初めて沖縄でライブが出来て『ただいま』と言える場所が増えたので、これからもそういう場所を増やしていけるように頑張りたいです」
って言ってたのなかなかにロマンチストで良かったな…とか思ってたら梅ちゃんも同じこと思ってたらしく言ってた。らぶち。



こうして、夢のような2日間は幕を閉じた。
あっという間だったけど、心から来て正解だなと感じることのできた2日間は間違いなく最高の思い出になりました。
次は神宮。昨年のリベンジを秘めその時を待ちます。

乃木坂46 真夏の全国ツアー2023沖縄Day1 現地回顧録

超絶ツアーの内容ネタバレを含みますので、閲覧にあたりはその点ご注意ください。

昨年に続き、今年も乃木坂の夏を地方で楽しむ2日間がやって来た。
舞台は南国・沖縄。

新しく出来たハコということもあり、外にはリボンビジョンが。


去年も広島、宮城と訪れたけど(*1)、中規模の箱でメンバーをより近くで見ながら楽しみつつ開催地の飯と観光を楽しめるこの真夏の全国ツアーというパッケージ、実に魅力的に感じてるのだけど、通算3公演目にして1番と言ってもいい、どころかこれまで歴代行ったライブでも5本指に入れてもいい具合に楽しく、幸せな2日間だったと思う。

 

*1*1


以下、そんな2日間見た情景と思い出を反芻しようと思う。


開演前のメンバーによる影ナレは地元沖縄出身・伊藤理々杏(以下;理々杏ちゃん)と大親友・山下美月(以下;やまぴ)。


本人曰く数年ぶりのツインテをもう1人の親友・中村麗乃(以下;麗乃ちゃん)と3人揃いで披露。

 

凱旋となった理々杏ちゃんは本人の希望もあり、「おかえり」「ただいま」のコールアンドレスポンスも繰り広げられ、本人も感激する場面も。

このあたりは声が出せるようになったことで復活したやり取りだし、また理々杏ちゃんからしたら在籍7年目で悲願の凱旋公演でのこれ。ライブ開幕早々グッと来てたのが印象的。

浴衣が似合う。


この日のユニット曲は我が推し・やまぴの幕間VTRからスタート。ダジャレを交えたVTRにオタクがダジャレ決まるたびにFooo!!ってなってたの良かった。というかこの後も折りに触れて会場に集まったオタクがノリ良かった気がする。
そこからの「偶然を言い訳にして」の冒頭は「僕の衝動」の理々杏ちゃんのキメ顔のマネからスタート。

 


先に触れた会場のノリの良さを感じていたのはメンバーサイドもそうだったようで。
ユニット曲コーナーではライブでは久々の「白米様」披露があり、曲中久保ちゃんが決め台詞を言うのだけど、それについてMCで語っていたのが

 

久保「白米様のセリフは言う前に緊張してたんですけど、沖縄の皆さんが1番反応良かったです!!w」

 

とのこと。やったぜ(?)

さらに

「白米推しと公言させてもらっていますが…ちょっとこの沖縄で「じゅーしー」に浮気しまして…ケータリングで一番美味しかったです」

 


この日は4階席に座っており、ちょうど後ろが出入口だったのだけど、ユニット曲終わりでどうも後ろが騒がしい。刹那、係員に置かれる置かれる謎の黒い箱型の置物。

 

これはいったいと思ってたらその後現れるはこの日限定・デコだしヘアスタイルの5期生・川﨑桜。多いに沸く周囲。

 

超絶可愛いもステージにいるメンバーではなく目前にいるさくたんへ注がれ、視線は完全に彼女が集めるという。

 

曲終わり、いや〜生で見るアイドルはエグいなあと思っていたら入れ替わりでまたアイドルの姿。さくたんに続き5期生・奥田いろはちゃん降臨。


またも沸き、先程のさくたん同様視線はまたいろはへ注がれる。
いろはーとを後ろのファン達がスケブで指示したことでそれに応え披露し周囲のオタク(俺含む)、巻き添えキュン死。



後半パート、コーラスアレンジの「シンクロニシティ」は麗乃ちゃんの語りからスタート。この曲のにゃぎ(井上和、以下同表記)にはまいやんの系譜を継いでいける覇気を見た気がする。というかにゃぎの歌声やっぱ好きだなあと改めて感じた。



そこからの終盤は5期生曲「バンドエイド剥がすような別れ方」だったりと盛り上がる楽曲が並ぶ中で来ました個人的大本命「I see…」。

 

 


つくづく声出し解禁後初披露だった11thバスラのオタクのコールに早くこれを現地で聴いてコールしたいと思ってめちゃくちゃ楽しみにしてただけに、めちゃくちゃかかってたのだけど、それを上回るくらい周りのオタクも声出てた気がする。
それを明確にしたのがラスサビ前、本来ならば会場の声をもっと煽るはずのかっきーが「沖縄ー!!最高の思い出作るぞー!!!」になってたあたりに場内の高まりをより感じた。



メンバーを至近距離で観測出来、聴きたかった楽曲も回収した後に聞く「人は夢を二度見る」はもうさながら感動映画のエンディングテーマにしか聞こえなかったのだけど、まさしく夢はこの後もう1度やって来たどころかこの翌日もすごい事になったのでなんかこの曲すごいパワー持ってるかもしれないと思い始めている。

 


で、1日目のアンコールで起きた夢の話をしようと思う。
先に触れた川崎桜ちゃんと奥田いろはちゃんが立った簡易お立ち台が立った時と同じ動きをアンコール開始前にスタッフがし始めたのである。


ざわつく周囲、これにはこれまで会話を交わさなかった周囲のオタクとも「これ絶対またメンバー来ますよね」「えこれ誰くるんですかね」と話している中、幾重かのスポットライトに照らされ現れたやまぴ、アンコール開始に向けひとしきり客席を煽った後流れる「ガールズルール」のイントロ、そして開くではけ口の暗幕。
現れたるは3期生最年少の天使、岩本蓮加さんではありませんか。
「ヤッッッッッバ」って声漏れたし周囲もこの日1番の大歓声。
いやだってこの距離なんですもん。

 

オタクぼきと蓮加ちゃんの距離感のイメージ

 

拙い絵で恐縮だが、まさにこの感じ。
3回目で興奮しつつも少し俯瞰で見れた僕の目前にいた岩本蓮加さん、マジで人形のような可愛さ美しさが凝縮されていた…

さらにそのあとは関係性のオタクであるところのぼきがちむどんどんする場面が多々到来。


「ロマンティックいか焼き」でやまぴに注目してたのだけど、終盤のイカ焼きポーズを梅ちゃん(梅澤美波、以下同表記)と「うめやま」で組み、その後かっきー(賀喜遥香、以下同表記)と「キラッ」の決めポーズでハート作っててニヤニヤ止まらんかった。

 


最後のMCでも梅ちゃんからメンバーで振るところでも山に話を振り「うめやま」ペア成立してたし、最後のあやてぃーとは「私とのツーショットまだない…」で嫉妬する梅というよいみんてぃーが見れた…

 

みんてぃーはその後インスタのストーリーズにちゃんとラブラブしてる画が載ってたところまでホッコリしちゃった。

 

と言うところで1日目は終わり。これだけでも沖縄に来た甲斐十分あったのだけど、2日目は2日目でもっと凄かったのである…

 

2日目に続く。

 

ライブ後に食う肉がいっちゃん美味い。